• 高価な壺や印鑑、ブレスレット等を買ってしまったが、代金を返してほしい
  • ハンドパワーが身につくと言われ、高額な受講料を支払った
  • 鑑定料や献金として支払った多額の金銭を取り戻したい
  • 霊能師に言われるままに多額の祈祷料等を支払った
  • 統一協会を脱会した
被害の実態

 霊感商法とは、典型的には、販売員が「先祖の因縁」とか「たたり」という
言葉を用いて、「病気や不幸が続くのは先祖の因縁が家系に出ているからだ」等と不安を煽り、
「この印鑑を買えば運勢が開ける」等と消費者に印鑑や水晶玉等を購入させる
という悪質商法です。

 宗教名目被害とは、宗教の名をかたり、または最初は宗教であることを
話さずに近づき、金員をだまし取ろうとする人たちによる被害全般を言います。
 近年は、メディアによりスピリチュアル・ブームが醸成され、
スピリチュアル等の言葉や観念に一定の肯定的なイメージが
植えつけられている傾向があります。
 このようなブームに乗じる形で、スピリチュアル等の言葉や観念を用いて
宗教性を秘匿して勧誘する手法も流行しています。
 言葉巧みに不安をあおり、印鑑代、鑑定料、献金等様々な名目で
多額の金員を出すよう求めますが、人を困惑させて多額の献金を強要するのは、
違法です。

当事務所の実績

 当事務所は、「世界基督教統一神霊協会」(統一協会)による「霊感商法」被害の根絶および被害者救済に取り組む 弁護士たちの組織全国霊感商法対策弁護士連絡会に設立当初から参加し、長年統一協会をはじめとする数々の宗教名 目被害の救済に取り組んでまいりました。

 たとえば、平成6年に統一協会に対して初めて勝訴した判決、法の華3法行に対する勝訴判決、手かざしで病気が 治ると活動する宝珠宗宝珠会(泰道)に対する勝訴判決等多くの宗教団体に対する勝訴判決をとっています。

 最近では、統一協会に対し、平成23年3月に約1億2000万円、平成24年3月には約4億の支払いを命じる勝訴判決を 勝ち取りました。

 その他、霊感商法、霊視商法、占い商法、ヒーリング商法など、
宗教ないし宗教類似の商法にまつわる消費者被害事件全般に多くの実績があります。

当事務所の宗教名目被害に対する思い

 これまでに、宗教名目被害にあわれた方から相談を受けてきましたが、皆、真摯に人生の問題に向き合っているまじめな人ばかりです。
 宗教の名を借りて人をだます手法には、強い憤りを感じています。

 当事務所はこれからも、人の悩みに付け込むような悪質な団体にだまされた方々の被害回復のお手伝いをしたいと
思っております。